国際銀行の上位口座の特典
「エマージェンシー キャッシュ サービス」(Emergency Cash)とは、「CitiBank」や「HSBC」などのインターナショナルバンクが預金額に応じて提供をしている特典の一つです。例えば、世界中を旅行している時にATMカードや現金を紛失した場合、自身の口座から1万USドルを上限に引き出す事が出来ます。金品を失った旅先でクレジットカードの再発行をしてキャッシングする方法もありますが、クレジットカード会社の拠点より、数ある銀行の支店で引き出す方が時間的に優位だと考えられます。
以前は、タイのHSBCプレミア口座にも同じサービスがありましたが、HSBCのリテール部門がタイから撤退しましたので、残る「CitiBank」の口座でサービスを受ける事が最善だと考えます。タイのインターナショナルバンクですと、他にも、「Standard Chartered Bank」(世界70ヵ国) や 「United Overseas Bank」(世界18ヵ国)でも、同じようなサービスがあるかもしれませんが、世界中に沢山の支店がある銀行となりますと「CitiBank」(世界160ヵ国)以外の選択肢が無いと思います。また、タイの富裕層向けのサービスである、カシコン銀行の「WISDOM」やサイヤムコマーシャルバンクの「SCB FIRST」等でも類似したサービスがあるのかもしれませんが、ホームページの特典の説明がタイ語ですので実態が分かりません。
このサービスをタイの「CitiBank」で受けるには、口座の種類が「Citi priority」か「CitiGold」である必要があります。預金者の状況により「Citi priority」や「CitiGold」へのアップグレードされる条件が違うようですので、明確な金額を書く事を控えます。ご興味のある方は、直接「CitiBank」で問い合わせると良いと思います。「Citi priority」に関しては、次回「CitiBank」へ行く用事の際に問い合わせてきます。「Citi Saving口座」を開いた時点で、「Citi priority」になるとの事でした。但し、「Citi Saving口座」を開設するには、100万Baht以上の初回入金が条件です。タイの「CitiBank」では、少し前まで「CitiGold」口座でしたので、「エマージェンシー キャッシュ サービス」が使える状態でした。しかし、預金額が下がった状態で放置していましたら、1年か2年くらいで規定通りの「Citi priority」口座にランクダウンしました。この「Citi priority」口座でも「エマージェンシーキャッシュサービス」があるのですが、上限が5000USドルとなるようです。何が起こるか分からない海外に住む以上、非常時の保険が複数あった方が安全だと思います。色々なパターンを考えましたが、この「Citi priority」口座を「CitiGold」口座にアップグレードさせる事にしました。今現在の預金額では「CitiGold口座」の条件に達してませんので預金額を増やします。これらの事は、半年ほど前に「CitiBank」アソーク支店のエリート行員に直接聞いてきました。
最初に、アソークの「インターチェンジ21ビル」に入るカシコン銀行から預金を引き出しました。「もう1000Baht札が無いから、500Bahtが混ざっても良いですか?」と聞かれました。昼前にカシコン銀行へ行ったのですが、その時点の100万Bahtで在庫が切れてしまうのでしょうか。私の後に1000Baht札が欲しかったお客様には、ご迷惑をおかけしました。
さて、沢山のBaht紙幣を小汚いトートバックに放り込んで、同ビル内の「CitiBank」へ向かいます。
「CitiBank」は、他行と違い、高性能そうな紙幣判別機を使って調べます。そして、一部の弾かれた紙幣は、偽札チェックペンで全て調べています。タイ国内銀行では、ここまでのチェックをしていません。
全ての紙幣を丁寧に調べて下さるのですが、とても時間を要しております。
現金を預金しただけでは「CitiGold口座」になりません。他の国のルールですと、既定の平均預金残高が3ヶ月程過ぎると自動的にアップグレードされます。私の口座も、ネットバンクにログインする限り一般の口座のようです。
自動的にアップグレードされるのを待っても良いのですが、万事に備える為のサービスですので「CitiBank」のインターネットバンク内にある専用のメッセージボックスからリクエストをしておきました。すると、翌日には、メールでの返信がありました。更に、お電話でも確認をして頂き「明日、私の口座をチェックする」との事でした。
その明日が今日だったのですが、ログインしてみますと、しっかり「CitiGold」口座にアップグレードされています。タイローカル銀行で重要な手続きを依頼しても、さも聞いてなかったような表情をされて、再手続きになった事が何度あったでしょうか。その点、「CitiBank」は、しっかり仕事をして下さいます。自身のネットバンクのアカウント内でリクエストした内容が記録に残りますので、行き違いが起きないのも助かります。商売でタイのローカル銀行を利用されている方も多いと思いますが、大事な口座の利用には、記録がしっかり残る「CitiBank」をお勧めします。「Citi priority」口座以上ですと、口座の名義人に専属のリレーションシップマネージャーが付きますので、携帯電話に直接の連絡を取れば何かとスムーズに事が運びます。
注意事項
居住者の方で、その年の12月31日において、その価額の合計額が5,000万円を超える国外財産を有する場合には、その国外財産の種類、数量及び価額その他必要な事項を記載した調書(以下「国外財産調書」といいます。)を、その年の翌年の3月15日までに、所轄税務署長に提出しなければなりません。
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