海外で日本のテレビを安く永久的に視聴する方法 (途中経過・7)

投稿者: | 2018年4月10日

前回の海外テレビ視聴に関する投稿をしてから三ヶ月ほどが過ぎました。続きをお待ちしていた方には、申し訳ありませんでした。今も新しい方法を探し続けています。今回は、「Sony」が2006年10月20日に発売した「ロケーションフリー ベースステーション(以後ロケフリ)」の「LF-PK20」を使い、タイなどの海外で日本のテレビを視聴する方法をご説明します。使用する機器は、ひと世代ほど古いので、とても安価に環境を整える事が出来ます。海外生活をされている方で、既に何らかの方法で日本のテレビを視聴している方には、その機器が故障した時の予備機として用意するのも良いかもしれません。長文になりますが、興味のある方に最後まで目を通して頂けると嬉しいです。

必要な物

  • Sony LF-PK20


    「Sony」の公式サイトは、こちらです。「操作、設定ガイド」は、こちらのPDFファイルをご覧ください。2006年発売当初は、本体価格が32,800円でした(NTT西日本はプレーヤー込みの価格で36,750円)。それから11年が過ぎた今のヤフーオークションの落札価格帯は、2,000円程度です。落札される際は、出来るだけ本体のファームウェアが新しい製品に入札して下さい。参考までに、私が入手した「LF-PK20」のファームウェアのバージョンは、「4.04」でした。

  • HVTR-BTL


    「地上・BSデジタル放送対応デジタルハイビジョンチューナー・レコーダー」です。「IO DATA」の公式サイトは、こちらです。7年が過ぎた今のヤフーオークションの落札価格帯は、3,200円程度です。USB接続のハードディスクやスティックタイプのUSBメモリーを取り付ける事で、テレビ番組を録画する事も可能になります。★私が購入した「110度CSデジタル」も受信可能な上位の機種「HVTR-BCTL」もヤフオクやメルカリで購入が出来ます。

  • Sony LocationFree LFA-PC20 (パソコン視聴用)


    LF-PK20」に対応したパソコン用のプレーヤーです。1台のパソコンに対して1つのシリアル番号が必要です。複数のパソコンから視聴する場合は、台数分のシリアル番号をご用意下さい。当時のWindowsシステム用ですが、Windows7での稼働を確認しました。単体でもヤフーオークションやメルカリで入手が出来ますが、「LF-PK20」とセットになった商品を入手しますと合計金額が安くなります。

  • PSP®「プレイステーション・ポータブル」(テレビで視聴)

    Sonyが発売した携帯型ゲーム機です。このゲーム機の外部出力端子からテレビの外部入力端子に専用のケーブルで繋いでテレビの映像を視聴します。テレビ側は、コンポジット入力やコンポーネント入力などの入力端子が必要です。HDMI端子に繋ぐ場合は、変換器が必要となります。PSPには、型番がありますが、2007年9月20日発売された「PSP-2000シリーズ」以降のモデルしか映像を外部に出力できません。ヤフーオークションやメルカリの落札相場は、2,000~3,000円程度のようです。固定された場所で使用しますので、バッテリーが付属していない出品物を落札しても大丈夫ですが、本体のファームウェアをアップデートする為には、使えるバッテリーが搭載されている必要があります。私は、バッテリーが無い本体を落札して、ファームウェアもアップデートしていませんが、ロケーションフリーが使えています。不安な方は、互換バッテリーがAmazonにて購入出来ます。様々なメーカーが販売されていますが、どれも1,000円程度です。また、PSPを「LF-PK20」に登録する際にPSPに使用が出来るSonyのメモリースティックが必要です。一番小さい容量でも結構ですのでメモリー付きを落札して下さい。

  • 分波器


    2本の同軸ケーブル付きの製品を購入すると合計金額でお得になると思います。

  • 日本の家のブロードバンド常時回線

    Sonyの「LF-PK20」をブロードバンドに常時接続します。

  • 日本のテレビのアンテナ

    「HVTR-BTL」などのチューナーを接続します。

  • デジタルタイマー(コンセント用)


    LF-PK20」は、安定して稼働する製品ですので、必ず必要な部品ではありません。しかし、ブロードバンドルーターのDHCPサーバが割り当てたIPアドレスでネットワーク機器を稼働させるには、定期的に本体の再起動をした方が良いと考えます。こちらのサイトは、Amazonでの検索結果です。

メリット

  • システムの導入費用が安い。
    録画機能を生かす為に500GB程度の新品HDDを付けても1万円程度です。オンタイムでテレビを視聴するだけでしたら5千円程度となります。使用していない古い「地デジチューナー録画機」をお持ちでしたら3千円程度まで費用を抑える事が可能です。
  • ストリーミングの遅延が少ない。
    同じパソコンのモニターで「LF-PK20」と「SlingBox」をストリーミングしますと、「SlingBox」の方がジリジリと遅れていきます。
  • ハードウェアが丈夫で安定している。
    大手企業の「Sony」が製造しているだけあります。稼働時に少々の熱を発しますが、システムが停止したり暴走する事がありません。これに対して、「ボルカノフロー」や「SlingBox」は、稼働時の発熱が大きく、常に熱暴走の危険と隣り合わせです。
  • 2台の映像機器を分けて使う事が出来る。
    独立した2つの入力端子がありますので、海外で長期利用する場合に備えて、2台のチューナーを接続しておけば、片方のチューナーが不具合を起こしても、予備のチューナーで視聴を続ける事が出来ます。
  • 遅いブロードバンド環境でもOK。
    LF-PK20」は、10年以上昔のネットワーク事情で製造された製品です。最大でも3Mbps程度のビットレートしか使いませんので、遅いブロードバンド環境でも十分に使用ができます。
  • 日本に設置した「LF-PK20」に、海外から端末を登録する事が出来る
    本体毎に異なるドメイン名が割り振られているので、海外からの登録が可能になります。ネットワーク知識のある友達や家族の方が日本のご家庭で「LF-PK20」を設置するだけで、既に海外に住んでいる方が日本のテレビを視聴できます。海外の方は、日本で設置した方から「ドメイン名」「ポート番号」「登録パスワード」の3点を教えてもらうだけです。
  • 90日毎にペアリンクをする必要が無い

    平成25年6月11日に公表された総務省「放送サービスの高度化に関する検討会 検討結果
    取りまとめ」における提言により、チューナー本体で受信した映像を予め紐づけられた特定のモバイル端末で視聴する場合は、その利用に90日の期限を設ける規則になりました。しかし、この平成25年6月11日に規制される以前の送信機には、この法律が適用されていません。今回の機器を用いたロケーションフリーでの視聴は、合法となります。詳しくは「リモート視聴要件と届出について」をご覧ください。
  • ロケーションフリーのサービスが急に終了する可能性が低い。終了されても問題がない。
    「ボルカノフロー」を販売する「IO DATA」は、とても酷い会社でした。発売から6年で急にサービスが終了して、それまで出来ていた海外での視聴が全く出来なくなりました。後継機種も発売されていますが、新しい規則に準じていますので、90日毎のペアリンクが必要です。「SlingBox」は、まだサービスが継続されていますが、「ボルカノフロー」と同様にサービスが終了したら使えなくなります。これに対して「LF-PK20」は、発売から10年が経過しても「DDNSサービス」を継続してますので、今現在も利用が可能です。「Sony」が「DDNSサービス」を終了しても、他社の「DDNSサービス」を利用する事で半永久的に使えます

    ソフトウェアの販売終了が2012年8月24日でした。5年が経過した程度ですので、暫くは「DNS」を提供して下さると思います。また、最悪の場合でも、VPNサーバーを稼働させて使用を続ける事が出来ます。



デメリット

  • 「SlingBox」よりも画質劣る
    Nasne」の高画質を知らない方でしたら気にならないかもしれません。パソコン画面でしたら気になりませんが、60インチのテレビなどで視聴すると解像度の低さが良く分かります。「SlingBox」は、HD画質の映像をコンポーネットで出力が出来ますが、「LF-PK20」は、S端子のコンポジット画質までしか転送が出来ません。コンポーネントの画質とは、僅かに差があります。
  • 携帯端末から視聴が出来ない。
    「ボルカノフロー」「SlingBox」「Torne」には、携帯端末用の専用アプリケーションがありますが、本体が古い「LF-PK20」には、アプリケーションがありませんので、出先から携帯端末で視聴する事が出来ません。
  • LF-PK20」本体の設置と設定をする為に、ネットワーク関連の知識が必要となります。
  • パソコンで視聴する場合は、視聴する台数分の「LFA-PC20」が必要です。
    パソコン専用の視聴ソフトウェアは、複数のパソコンにインストールが出来ますが、パソコン毎に異なる「シリアル番号」が必要となります。複数のパソコンから視聴する為には、何枚もの「LFA-PC20」を落札して「シリアル番号」を入手する必要があります。
  • 10年以上昔に発売された製品ですので、故障しても修理が出来ない
    例え、ヤフオクで動作確認された商品を落札しても、100%確実に稼働する保証がありません。2,000円程度の落札相場ですので、正常に稼働する本体を落札できても、故障した時用に予備機を準備しておくと安心だと思います。
  • 「Nasne」のようにサクサクとリモコン操作が出来ない
    「Nasne」のリモコンは、遠隔で赤外線を操作しませんのでサクサク動きますが、「SlingBox」なども含めて、赤外線リモコンを遠隔操作で使うロケフリ機器は、全て操作に対する反応が遅いです。

設置の手順


視聴するまでの簡単な流れです。 本来、対応機種以外を使う場合は、「LF-PK20」を日本で完全にセットアップした後に、設定が完了した視聴機器を海外へ持ち出して視聴する流れです。本体の説明書にも、その状態を前提に書かれています。しかし、ここで私が説明する方法は、裏技を駆使する事で、対応機種以外でも、本体を日本でセットアップするだけで、海外へパソコン機器を送る事なく視聴が出来てしまいます。

  • LF-PK20の設定


    1. 底面のスイッチを「APモード」に設定して下さい。
    2. 自宅のブロードバンドルーターからのLANケーブルを「LF-PK20」本体に繋いで下さい。
    3. 電源アダプターを本体に繋ぎましたら、電源スイッチをオンにして下さい。
    4. ルーターのDHCPサーバーから「LF-PK20」に割り振られたIPアドレスを調べて下さい。

    5. IPアドレスを調べるには、無料のNetgearのアプリケーションなどが便利です。難しいネットワーク知識が無くてもLAN内機器の「IPアドレス」を知る事が出来ます。このアプリケーションは、パソコンや携帯にインストールして使います。
    6. アプリケーションを立ち上げてから、ネットワークマップを開くと、現状のネットワークに繋がる機器の「IPアドレス」が表示されます。全ての機器が表示された後に、「LF-PK20」の電源をオンにして下さい。そのまま暫く待ちますと、新しく認識された機器の「IPアドレス」が表示されます。その新しい「IPアドレス」が「LF-PK20」です。「LF-PK20」と同じネットワークに繋がったパソコンのブラウザで、先ほどの「IPアドレス」のページを表示させて下さい。

    7. お使いのブラウザには、このような画面が表示されます。「設定」をクリックしますと、ログイン名とパスワードを入力するポッポアップが出ます。ユーザー名は lfx です。パスワードは、本体のシールに記載されている4桁の数字です。無事にログインが出来た方は、「10. 」へお進み下さい。
    8. もし、ここでログインが拒否される時は、以前の持ち主が本体のログインパスワードを変更した可能性が高いです。その場合は、本体を初期化する事でシールに記載された初期パスワードに戻す事ができます。

    9. 最初に本体の電源を切ります。本体の正面にある「RESET」(リセットボタン) を押しながら、電源を入れ直します。※ ベースステーション初期化ボタンは、ペンなどを使ってベースステーション前面の「SETUP MODE/ NET AV」(セットアップモード/ NetAV ランプ) が赤く点灯するまで押し続けてください。「WIRELESS」、「NETWORK」、「SETUP MODE/ NET AV」ランプが、数回ほど同時に点滅したら初期化が終了しています。

    10. メニュー「現在の状態」から「登録機器」の欄にある「ドメイン名」「ポート番号」「登録パスワード」をメモして下さい。海外で視聴するパソコンに必要となります。

    11. 最初に設置した状態でポートが重複する事など無いと思いますが、重複している場合は、左メニューの「NetAV設定」より、ポート番号を5021-5999に変更して下さい。また、「外出先から見る設定」は、どちらも「有効」にして下さい。

    12. 左メニュー「機器登録」の「登録済み機器一覧」に、登録済みの「ニックネーム」が有る場合は、全て削除して下さい。ここに「ニックネーム」がある場合は、以前の所有者が視聴ソフト「LFA-PC20」を本体に登録したままの状態になっています。その本体の内部メモリには、「LFA-PC20」の「シリアル番号」と「以前視聴していたパソコンの情報」が記憶されています。その情報を本体に残した状態では、新たなパソコンに「LFA-PC20」をインストールしても、海外で視聴予定のパソコンを本体に登録する事が出来ません。もし、海外で視聴するパソコンを登録した後で、視聴するパソコンが変更された時は、「LFA-PC20」が設置されている家の方に依頼をして、本体に登録された情報を「削除」するか、VPNサーバーを用いて、日本のネットワークに入り、本体に登録された情報を「削除」してから、新しいパソコンで再登録をして下さい。 全ての設定が完了しましたら、「HVTR-BTL」などのチューナー機器を「LFA-PC20」に繋いで下さい。
    13. プレイステーションポータブル(以下 PSP)をご利用の方は、お使いになるPSPを「LFA-PC20」に登録する為の「設定ファイル」が必要になります。

    「設定」から「機器登録」の項目を選び、「ダウンロード」をクリックして「REGISTME.ERD」という名前のファイルを保管して下さい。このファイルは、後述するPSPのメモリースティックの中に入れます。

  • 14. 同じネットワーク内にネットワーク機器が存在する場合は、「LF-PC20」を稼働させた時に、他の機器が完全に稼働しているかを確認してください。稼働していない場合は、ポートが衝突している可能性が高いですので、「LFA-PC20」の「NetAV設定」よりポート番号を変更して下さい。
  •  日本のパソコンに「LFA-PC20」をインストールしてリモコン設定ファイルを作る。

    1. 「LFA-PC20」に対応した録画チューナー機 や「HVTR-BCTL」をお使いの方は、「リモコンの設定ファイル」を作る必要がありません。この項目を飛ばして、次の「海外でパソコン視聴ソフト「LFA-PC20」のインストールと設定する」へお進みください。また、今回の説明に採用した「HVTR-BTL」は、上位機種の「HVTR-BCTL」と殆ど同じ仕様ですので、私が「HVTR-BCTL」用に作成してサーバーにアップロードした「リモコンの設定ファイル」が使える可能性が高いです。それら以外の方は、「LFA-PC20」の対応機種でない最近発売された録画チューナーですので、リモコン設定ファイルを作成する必要があります。


  • 2.  「LFA-PC20」本体と同じネットワーク上のパソコンに、視聴ソフト「LFA-PC20」をCDからインストールします。上の画像は、インストールが完了して「LocationFree Player J」を起動した画面です。

    3. 次へ進んで下さい。

    4. セキュリティチェックのボタンをクリックしてテストして下さい。チェックが正常に終わりますと、次のページへ行けるリンクが表示されます。ウイルス監視ソフトなどが干渉する場合は、それらのソフトを一時的に停止して「LocationFree Player J」を再起動して下さい。このパソコンでは、視聴をしませんのでセキュリティ上の問題などは、一切ありません。

    5. このような警告を示すポップアップが表示された場合は、「アクセスを許可する」をクリックして下さい。

    6. チェック欄を空欄にした状態で、次の画面に進んで下さい。

    7. 「LFA-PC20」の「SETUP MODE」のボタンを押してから、画面の登録ボタンを押しして下さい。

    8. パソコンが「LFA-PC20」に自動で登録されます。

    9. チャンネル設定へ進めて、視聴する地域を選んで下さい。

    10. ビデオ入力1には、テレビの映像が映っていますが、そのままリモコンの設定を進めます。もし、何らかのエラーなどで設定が中断された方は、この画面に戻る事が出来ません。その場合は、インストールされた「LocationFree Player J」を再起動して、通常起動した画面下のアイコンの「設定」から「リモコンの設定」を再び進めて下さい。

    11. 「LFA-PC20」に接続した「録画チューナー」のリモコン操作を「LFA-PC20」に学習させます。

    12. メーカーから「学習リモコン」を選び「学習を」クリックして下さい。学習リモコンで選定した雛形の名前をメモしておいて下さい。海外でリモコン設定する際に必要となります。

    13. 詳しい説明を省きますが、案内の通りに操作をして「リモコンの登録」を完了させて下さい。
    14. 画像は、リモコンボタンの名前の設定が出来た状態です。このリモコンの設定ですが、OSがWindows7で「汎用コンボ(1)」を保存した場合は、C:\ProgramData\LF\RC_DATA に 「UNIV0020.rcd」と言いう名前のファイルが生成されています。このファイルを外部にコピーして下さい。但し、C:\ProgramDataは、隠しフォルダーです。通常の状態では、エクスプローラーに表示がされません。

    15. 最初に C:\ProgramData\LF\RC_DATA の文字列をクリップボードにコピーしてから、Windows7スタートメニューの「アクセサリ」にある「エクスプローラー」を起動してください。

    16. この赤丸で囲った「ライブラリ」の右側の余白をクリックして下さい。画像のような反転文字になります。

    17. 「Ctrl」キーを押しながら「V」キーを押しますと、クリップボードにコピーされた C:\ProgramData\LF\RC_DATA を貼り付ける事が出来ます。この状態で「Enter」キーを押してください。

    18. 隠しフォルダーのファイルが見えるようになりました。「UNIV0020.rcd」というファイルが生成されています。このファイルを海外で視聴するパソコン宛てに送る事で、日本で設定した「リモコンの設定情報」を海外のパソコンにコピーする事が出来ます。このファイルが出来た時点で、「LF-PK20の設定」 12. を参考に、「LF-PK20」に記憶されたパソコンの登録情報を削除して下さい。この削除をしないと、海外のパソコンを「LF-PK20」に登録する事が出来なくなります。
  •  海外でパソコン視聴ソフト「LFA-PC20」のインストールと設定する

    1. パソコンを使わず、PSP2000を繋いだテレビで視聴される方は、次の「海外でPSPの設定をする」項目へ進んで下さい。
    2. パソコンで視聴される方は、「LFA-PC20」の「CDROM」からインストールします。「CDROM」内のファイルを全て「USBメモリー」などにコピーして、その「USBメモリー」からインストールする事も可能です。また、「CDROM」の内容をファイル圧縮ツールでまとめて、海外で視聴される方にメールで送ると良いと思います。何れかの方法で視聴ソフトウェア「LFA-PC20」をインストールして下さい。
    3. 日本のパソコンで作成した「リモコンの設定ファイル」を海外のパソコンに入れます。「 日本のパソコンに視聴ソフト「LFA-PC20」をインストールしてリモコン設定ファイルを作る12. を参考に、パソコンの C:\ProgramData\LF\RC_DATA フォルダを開いて下さい。このフォルダに、先ほど作成した「リモコン設定ファイル」を入れて下さい。「HVTR-BCTL」を使われている方は、「リモコン設定ファイル」を当サーバーからダウンロードして、解凍して出来たファイルを隠しフォルダーの C:\ProgramData\LF\RC_DATA に入れて下さい。

    4. 「LFA-PC20」を起動して初期の設定を進めます。途中の画面では、「インターネット経由で機器を登録する」にチェックを入れて下さい。

    5. 登録の画面では、本体設定10. 」でメモをした情報を入力して、日本に設置した本体に海外の視聴パソコンを登録します。

    6. 都道府県と地域を選択します。

    7. ここは、スキップをしないで下さい。右矢印で次に進みます。この初期設定以外では、正常にリモコンの登録が出来ませんので、必ずここでリモコンが稼働するようにして下さい

    8. 手動でリモコンを設定するのチェックして次へ進みます。

    9. 学習リモコンを選んで次へ進みます。

    10. この画面では、「日本のパソコンに「LFA-PC20」をインストールしてリモコン設定ファイルを作る。12.」でメモしておいた名前を選びます。そして、「電源入/切」をクリックしてチューナー機器の動作を確認して下さい。「電源入/切」をクリックしてしますと、次へ進むアイコンが表示されますので、次の項目へに進み、初期設定を終えて下さい。

  • 海外でPSPの設定をする。

    1. 日本のパソコンで作成した「リモコンの設定ファイル」をPSPのメモリースティックへ入れます。本体から抜いたメモリースティックに MSSONY という名前でフォルダーを作ります。そのMSSONYフォルダーの中に LF という名前のフォルダーを作ります。そのLFフォルダーの中に RC_DATA と言う名前のフォルダーを作ります。その RC_DATA フォルダーの中に「リモコン設定ファイル」を入れます。MSSONY > LF > RC_DATA のフォルダー階層になります。
    2. 日本のパソコンで作成した機器登録用のファイル「REGISTME.ERD」をPSPのメモリースティックへ入れます。「LF-PK20の設定12.」で作成したファイルです。先ほど「メモリースティック」に LF フォルダーを作りましたが、そのフォルダーの中に  RGISTER と言う名前のフォルダーを作ります。その REGISTER フォルダーの中に「REGISTME.ERD」を入れます。MSSONY > LF > RGISTER のフォルダー階層になります。
    3. 2つのファイルをメモリースティックにコピーしたら、スティックをPSP本体に戻してPSPを起動させます。「インターネット」メニューにある「ロケーションフリー」を起動して、「設定」よりリモコンの設定を完了させて下さい。

    4. このようなケーブルを用いてPSPとご家庭のテレビを繋ぎます。写真の製品は、価格が安いコンポジット端子ですが、コンポーネントのケーブルや、コンバーターを用いてHDMI接続のテレビに出力する製品もあります。

視聴テストの結果


同じパソコンの中で「SlingBox」と「LF-PK20」を同時にストリーミングさせてみました。私は、2本の光回線を契約しておりますので、1本の回線に「LF-PK20」を繋ぎ、もう1本の光回線から視聴のテストをしています。チューナーは、「HVTR-BCTL」を2台使用しています。上が「SlingBox」で、下が「LF-PK20」です。「LF-PK20」の画像が、白ボケしていますが、これはコントラストの調整などで補正する事が可能です。テストの時は、全てデフォルト設定の状態です。「LF-PK20」の解像度が「SlingBox」よりも低い事が確認できると思います。これは、コンポジット接続とコンポーネット接続の差になります。ケーブル類は、最安値の製品を使っておりますので、金メッキされた高品質のケーブル類を使えば、画質が上がるかもしれません。

最高に綺麗に視聴できている時のビットレードです。この程度のネットワークトラフィックしか使いませんので、日本のお友達やご家庭のブロードバンドを借りる場合でも、それほど負担にならないと考えられます。

Wifi接続した「PSP2000」で視聴した時の画質です。ビットレートが分かりませんが、そこそこの画質です。この画面を外部ケーブルを用いて、ご家庭のテレビにミラーリングします。

メモリースティックに設定ファイルをコピーしてありますので、対応機種以外でも画像のようなリモコンを表示させて操作する事が可能になります。

備考


私がヤフーオークションで落札した本体です。視聴ソフトも付いて2,000円でしたが、チューナーなどをコントロールする「AVマウス」が付属していませんでした。1,000円程度で単品の「AVマウス」が出品されていますが費用を抑える為に自作をしました。

チューナーへ繋いだのは、サービスが終了してしまった「ボルカノフロー」の「AVマウス」(2.5mmのミニジャック)です。「LF-PK20」へは、3.5㎜のミニジャックで接続されますので、不要なイヤフォンのミニジャックを繋ぎました。配線は2極ですが、ステレオ3極のイヤフォンでも構いません。

「AVマウス」は、一般的なリモコンに採用されている赤外線LED(IR LED)が付いているだけです。波長が分かりませんが、秋葉原で買えば30円程度です。半田コテが有れば、不要になったリモコンから抜き出して使う事もできます。

先日ご紹介した「格安のVPNサーバー」を設置しておきますと、何か不具合が起きた時ででも、海外から遠隔操作のメンテナンスをする事が出来ます。また、「Sony」がDNSサービスを打ち切るような日が来ても、このVPNサーバーを使う事で、サービス打ち切り後も継続してロケフリを使い続ける事が可能になります。

後書き

如何でしょうか?日本から海外へ何も郵送する事なく、日本の家のテレビを視聴する事が出来ました。全てを検証するのに二週間ほどの時間を要しましたが、何とか明確な答えが出て良かったです。海外で生活しているお友達などがいらっしゃいましたら、どうぞ気軽に教えてあげて下さい。ファイルの二次配布やブログ内容の丸ごとコピペどでも構いません。海外に住まわれている方や、お仕事で海外を飛び回られている方のお役に立てたら嬉しいです。



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