インターナル トランスファー(Internal transfer)
自分のセービング口座からクレジットカードへ利用代金を振り込みます。
しかし、このような残念なアラームが表示されます。画像の電話番号にかけますと、香港英語のガイダンスで目的のカスタマーサポートを選ぶ流れです。この電話は、放っておいてもオペレーターへ繋がりますので、いつも放置して待ちます。オペレーターの女性は「貴方の口座は、ロックされています。支店に来て下さい」と、相変わらずの塩対応でした。「電話で解除する事が出来ないの?」と、出来ない事を知りつつも聞いてみます。しかし、「いいえ、出来ません」 と、バッサリ切り捨てられました。口座のリアクチベーションに必要な書類は、以下の通りです。
- パスポート
- 住所が証明できる電気代などの請求書
上記の書類を必ず持って来て下さいとの事でした。この請求書の書類は、英文である必要があります。もう一つだけ、意地悪な質問をしてみました。「毎月使ってる口座が何故ロックされるの?」 しかし、オペレーターの女性は「分かりません」の一言で終了でした。はいはい、マカオへ行けば良いのでしょ、マカオへ行けば・・・。ちなみに、前回のマカオは、こちらです。
HSBCマカオ
こちら支店に向かいます。香港島のフェリーターミナルから出国するイミグレーションの「E-チャンネル」では、パスポートの裏側に貼られたバーコードを読み取り機に読み込ませます。また、香港国際空港からの入国やマカオからフェリーで香港に入国する時は、バーコードでなく、顔写真のページを読み取り機に入れます。
香港島のフェリーターミナルへ歩いて向かうには、MTR港島線「上環」のE3出口から出て下さい。
外に出ましたら、黄色矢印の建物に入り、エスカレーターで二階に上がります。そこから海方向に向かいますと、ビルから屋根のある遊歩道に出られます。そのままフェリーターミナルへの案内に従って歩けば10分ほどで到着すると思います。
9:00のフェリーを公式サイトから予約していました。こちらのサイトで350香港ドル以上をVISAカードで支払うと割り引きを受けられますが、1人分を往復で買っても割り引きの金額に届きません。また、一昨年は、乗りたい時間のフェリーが満席で、仕方なく乗船運賃の高いスーパークラスに乗りました。それ以降は、無駄なお金を払わない為にも必ず予約するようにしています。
もし、フェリー乗り場に予約の時間より早く着いても心配ありません。ゲートの横にある「スタンバイ パッセンジャー」の列に並べば、空席がある限り予約した船よりも先に出発する船に乗せてもらえます。ゲート前で座席を決めるシールを貼って頂けますが、いつも「センター アイウ シート プリーズ」(中心の通路側の席)と頼んでいます。波が荒く船体が軸方向に揺れた時は、船の左右側の座席が上下に大きく揺れます。中心の席の方が左右に比べて上下の揺れが少ないです。船内では、途中まで香港の携帯電波が届きますが、届かなくなったら船内の無料Wifiを使うと良いです。75分間まで無料で使えます。
HSBCマカオの支店へは、タクシーで来ました。
前回と違い、プレミアのフロアをリニューアルしたようです。HSBCマカオは、プレミア口座がありません。しかし、他国でプレミア口座をお持ちの方は、受け付けにてATMカードを掲示する事で、待ち時間が少ないプレミアのフロアで手続きを進める事が出来ます。
以前の時と違い、学歴、今現在の収入状況などを詳しく聞かれました。詳しく聞く理由は、「私のインフォメーションをアップデートする為」との事です。今まで何かと緩かったマカオのHSBCも少しづつ規制が厳しくなってるのでしょうか? また、今回の手続きの為には、提出する書類を何種類か用意していきました。「SMBC信託銀行 Prestia の英文のステートメント」・「HSBC香港のステートメント」・「Citibank タイのステートメント」。どのステートメントも英文で私の住所が記載されています。HSBCマカオの行員さんは、これら全ての書類を見た後に、「HSBC香港」の書類を受け取りました。これら全ての手続きを完了するに20分ほどを要しました。
リアクチベーション(再有効化)が完了したので、プレミアフロアに設置してあるパソコンで手続きが完了している事を確かめます。この支店のパソコンは、HSBCのオンラインバンキング専用です。悪意のあるサイトなどウイルスに感染しないよう、HSBC以外のサイトが見られない設定がされています。
HSBCマカオの普通口座からクレジットカードに振り込みました。
画像の通り正常に振り込めました。マカオでの任務完了です。
手続きが終わりましたので香港に戻ります。マカオの滞在時間は、2時間くらいでしょうか。
香港のMTR「佐敦駅」から空港へ向かおうとプラットフォームに降りると、沢山の人が電車を待っています。構内のアナウンスでは、システムがダウンした為、30分待って下さいとの事でした。
30分待って本当に電車に乗れるか分かりませんし、例え動き出しても、今以上に人が集まり満員電車になる事が予想されます。電車を諦めて、バスで空港へ向かいました。九龍島から空港へ向かうには、「A22」のバスに乗ります。乗車運賃は、39香港ドルです。電車が動いてないのでバスも満席です。
後日
手続き後、7営業日ほどで、アップデート完了の手紙が届きました。
滞在ホテル
1人で銀行の手続きに来ただけですので、香港には、安宿に滞在していました。MTR佐敦(JORDAN)のD出口より1分(60m)の「ベルリンホテル」です。特筆すべき点は、以下の通りです。
- 1泊4~5,000円
- MTRの佐敦(Jordan)駅のD出口から徒歩1分(60m)
- 近くのセブンイレブンまで1分
- 日本語が堪能なオーナーが経営する和食店まで1分
- お値打ちな回転寿司まで5分(元気寿司)
- シャワーにカーテンがあるのでトイレが濡れない
- 24時間チェックイン、チェックアウトが出来る
- シャワーソープ、歯ブラシ、スリッパ、ポット、ドライヤー有ります
- 重慶大厦の安宿よりも部屋が広い(スーツケース広げられます)
- 安ホテルでよくある排水溝からの臭い無し
- 安ホテルで見かけない普通のエアコンです。温度だけでなく、各種調整が可能
ホテル近くの「元気寿司」です。
日本から直送した秋刀魚の刺身を食べて1500円くらいです。
凄い時代が来ていると思います。
航空券
今回のHKエクスプレスの航空券は、プロモーション価格です。座席指定が有料ですが、最後尾の座席を予約したくて1,400円を払いました。日曜日の深夜に着いて、火曜日の朝に帰国です。「webチェックイン」は、出発の48時間以内からですので、行きと帰りのチェックインを自宅で済ませて搭乗券を印刷しました。公式サイトに案内がある通り、セントレア空港に着きましたら、受託荷物が無ければ、チェックインカウンターに寄らずに搭乗ゲートへ進む事が出来ます。しかし、搭乗前に必ずドキュメントチェックを受ける必要があります。搭乗ゲートに着きましたら、ゲート前で待機している職員にプリントした搭乗券か携帯の搭乗券とパスポートを渡してチェックを済ませて下さい。チェックをしないと搭乗前にゲートで名前を呼び出されるそうです。また、香港空港でも同じようにチェックインカウンターに寄らずにゲートへ向かえますが、ここでもドキュメントチェックが必要です。日本の空港のように呼び出しこそありませんが、搭乗前にチェックを受ける事になりますので、ゲートに着きましたら、スマートに搭乗する為にもゲートの係員にドキュメントチェックを依頼して下さい。★香港国際空港は、便が重なるとLCC側の「ターミナル2」のイミグレが混雑する事があります。「webチェックイン」が済んでおり受託荷物が無いのでしたら、混雑する確率が少ない「ターミナル1」から出国すると良いです。
とても乗車率が高い機内でしたが、最後尾の私の席だけが横に誰も居ませんでした。今回もエコノミー フルフラットで行き来する事が出来ます。飛行機を最後に出ても、イミグレでは「E-チャンネル」が通れますので問題ありません。
搭乗ゲートは、LCC専用ターミナルの「228」でした。電車を途中下車して、40ゲート付近の「プラザ プレミアム ラウンジ」で時間を潰してから搭乗します。
カールツバーグの生ビールサーバーがあるのが嬉しいです。
こんばんは。
HSBCの口座解除について質問させてください。
私も、凍結してしまったHSBC香港の口座をリアクティベートするために、来月早々、香港へ行ってきます。
今回の「バンコク雑記」さまの記事の中で「住所が証明できる電気代などの請求書」が必要で、そしてそれは「この請求書の書類は、英文である必要があります」とのことでした。
これ、なかなかハードルが高いですね・・。
例えば、日本の住所が英文で証明できるものだと、国際自動車免許証でもいけそうなのかな? 連休前ですがとりあえず明日取りに行くことにします。
ちなみに私の口座は、母とのジョイントアカウントです。私一人が手続きに香港に行くだけでも大丈夫なのか不安なので、HSBCには確認のメールを入れているのですが返信が来ない・・。
深夜に気付けば「バンコク雑記」さまの記事、10タイトル以上読んでいました。とても参考になりました。ありうがとうございます。私も香港の後はマレーシア、タイランドに行く予定です。2年ほど海外でぶらぶらするつもりです。
ジョイントアカウントには、双方に管理者権限があるジョイントアカウントと双方合意でないと管理が出来ないアカウントがあります。恐らく、口座開設時に双方の管理権限がある口座で開いてると思われますが、後者ですと片側の方だけで口座の管理が出来ません。英文の証明は、銀行で発行して頂けるバンクリファレンスでも有効です。MUFGなどでしたら手数料が必要ですが、口座さえあれば誰でも発行が可能です。海外ブラブラ良いですね~!タイへ是非是非お越しください。