コナミ(KONAMI)のグラディウス(GRADIUS)をプレイしたくて・・・。

投稿者: | 2021年6月4日

以前の投稿でも書きましたが昭和のアーケードゲームを「Raspberry pi」で楽しんでいます。世間に出回ったアーケードゲームは、その殆どのROMが世界各地のサーバーに保管されています。著作権云々のお話もありますが。。。私達はそのROMを無料でダウンロードして気軽にプレイする事が出来てしまいます。私は昔からシューティングゲームが好きでXEVIOUSやGRADIUSがお気に入りでした。GRADIUSは横スクロールシューティングゲームの先駆けです。当時のゲーセンで何度もプレイしました。このGRADIUSのアーケード版ROMがありますが何故かRetropieでプレイ出来ません。僅かな確率ですがインターフェースが完全でなくRetropieでプレイが出来ないゲームROMもあります。アーケード版でプレイ出来なくても沢山の機器に移植されています。他のゲーム機版でプレイしたら良いと思うのですがアーケード版と比べますと低画質なパターンが多いです。そのような状況で仕方なく1年ほど諦めていたところでX68000の存在を知りました。X68000が発売された当時は、モデルにより「GRADIUSU」が本体に付属品してました。しかも、そのGRADIUSがアーケード版と変わりないのです。

RetroPieにX68000エミュレーターをインストール


最新RetroPie(ver 4.7.13)インストール後はX68000のメニューがありません。「RETROPIE SETUP」から[Manage package] → [Manage experimental packages]と進み[px68k]をインストールします。

「エミュレーションステーション」に戻り「スタートボタン」を押して「MAIN MENU」から「エミュレーションステーション」を終了させます。Rasbianのコマンドプロンプト画面になりますので設定ファイルの記述を変更します。
$ sudo nano /etc/emulationstation/es_systems.cfg
画面を下の方にスクロールさせて、X68000の項目で、[.dim]、[.DIM]、[m3u]、[M3U]が無ければ追記して上書き保存をして下さい。後に説明するX68000のコンソールを起動させたい方は[.xdf]と[.XDF]も追記して下さい。X68000のフロッピーディスクの拡張子は「.dim」ですので拡張子をメニュー画面で認識させる為の作業です。コマンドプロンプトから emulationstation と入力しますと、再びエミュレーションステーションが起動します。

X680000のROMフォルダーにゲームROMを入れるとタイトルが表示されます。2枚組フロッピーディスクのゲームは、起動順にファイル名を書いたテキストファイルを[.m3u]の拡張子で保存してX68000のROMフォルダーに入れて下さい。
[例]
game_fdd_01.dim
game_fdd_02.dim
これを「タイトル名.m3u」で保存してフォルダーに入れて下さい。タイトルをクリックしますと記述したメディア順に読み込みます。

念願のグラディウス(GURADIUS)をプレイする事が出来ました。中身の濃いゲームだと思うのですがフロッピーディスク1枚の容量(約1mb)で動いているのですね。3面のモアイのシーンや音楽が大好きです。

この方が出品するコントローラーが欲しいです。麻雀ゲーム、リブルラブル、クレイジークライマーが本気で楽しめそう。

X68000ゲームのROM置き場

上記のサイトへ行けば欲しいゲームが何でも揃うと思います。ゲームのイメージファイルを無料でダウンロードする事が出来ます。アーケード版のROMですと出来の悪い「TwinBee」、「ファンタジーゾーン」、「Dig Dug」、「R-TYPE」、「ギャラガ ’88」などがお勧めです。

X68000として使いたい

発売機種一覧

シャープ純正
発売年 機種名 型式 HDD容量 定価(円) カラー ボディー メモリー容量 特徴
1987年3月 X68000 CZ-600C 369,000 E タワー 1MB CPUに日立HD68HC000 10MHz搭載、SASI搭載。
コナミ『グラディウス』バンドル。
1987年度グッドデザイン賞受賞
1987年11月 B ボディーカラー「ブラック」追加。
1988年3月 X68000 ACE CZ-601C 319,800 -GY/-BK タワー 1MB 後部I/O配置変更。前面スイッチによるFDD強制イジェクト機能追加。
HD搭載モデル追加。
X68000 ACE-HD CZ-611C 20MB 399,800
1989年3月 X68000 EXPERT CZ-602C 356,000 -GY/-BK タワー 2MB メモリー2MB標準搭載初モデル。
X68000 EXPERT-HD CZ-612C 40MB 466,000
X68000 PRO CZ-652C 298,000 -GY/-BK 横置き 1MB 横置きボディ初モデル、拡張I/Oスロット4基
PRO専用キーボード・マウス
CZ-662Cのセットは1989年度グッドデザイン賞を受賞
X68000 PRO-HD CZ-662C 40MB 408,000
1990年3月 X68000 EXPERT II CZ-603C 338,000 -GY/-BK タワー 2MB X68000ゴールドエンブレム採用。
BIOSの改良。SX-WINDOW添付。
CZ-613Cのセットは1990年度グッドデザイン賞受賞
X68000 EXPERT II-HD CZ-613C 40MB 448,000
1990年4月 X68000 PRO II CZ-653C 285,000 -GY/-BK 横置き 1MB
X68000 PRO II-HD CZ-663C 40MB 395,000
1990年6月 X68000 SUPER-HD CZ-623C 81MB 498,000 -TN タワー 2MB SCSIインターフェイスを標準装備。
カラーバリエーションは「チタンブラック」のみ。
CZ-623Cのセットは1990年度グッドデザイン賞受賞
1991年1月 X68000 SUPER CZ-604C 348,000
1991年5月 X68000 XVI CZ-634C 368,000 -TN タワー 2MB 16MHzモードの追加。
ボディ形状の変更。
CZ-644C-TNは1991年度グッドデザイン賞受賞
X68000 XVI-HD CZ-644C 81MB 518,000
1992年2月 X68000 Compact CZ-674C 298,000 -H タワー 2MB 3.5インチFDD搭載、コンパクトボディ、別名Compact XVI。
CZ-674CHは1992年度グッドデザイン賞受賞
1993年3月 X68030 CZ-500C 398,000 -B タワー 4MB モトローラMC68EC030の25MHz。メモリ4MBを標準装備。
X68030レッドエンブレム、ボディ形状変更
X68030-HD CZ-510C 80MB 488,000
1993年5月 X68030 Compact CZ-300C 388,000 -B タワー 4MB 2HD/2DD両対応3.5インチFDD搭載
コンパクトボディ
X68030 Compact-HD CZ-310C 80MB 478,000


高嶺の花だったX68000。懐かしい感情からパソコンとして使用したくなりました。最後のモデルで50万円。フル装備の周辺機器を揃えたら100万円くらいでしょうか?

システムのインストール

X68000システムファイルやIPL-ROMイメージを以下のサイトでダウンロードして下さい。
http://www.retropc.net/x68000/software/sharp/human302/
http://www.retropc.net/x68000/software/sharp/x68bios/
ブランクハードディスクのイメージは、こちらです。
http://ohta.music.coocan.jp/packen/rpi/x68k/support.htm

詳しいインストール方法は、他の方が書いているブログを参考にして下さい。それらのサイトに出てこない情報としてブランクハードディスクの使い方があります。HDDのイメージファイルはROMフォルダーに置けばよいですが、bios/keropiフォルダのconfigファイルにハードディスクイメージのフルパスを記述して下さい。

HDDイメージファイルを認識したらformatコマンドで領域の確保が出来るようになります。ファイル名を変えたHDDイメージを沢山用意する事で40mbのハードディスクを15個まで増やせます。

SX-WINDOWS 3.1


SX-WINDOWSもインストールしてみましょう。懐かしくて楽しくて仕方ありません。
ソフトウェアの配布サイト
http://www.retropc.net/x68000/software/sharp/sxwindow/

KODI


ついでにKODIもインストールします。

LAN内のNASサーバーに貯めたファイルのプレーヤーとして使えます。

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